2007年12月29日

有期雇用契約

有期雇用契約というものがあります。

2004年(平成16年)労働基準法の改正により、有期雇用契約(期間の定めの有る雇用契約)の上限が今までの1年から3年になりました
例外として専門知識等を有する労働者との契約および満60歳以上の労働者との契約期間の上限は、従来の3年から5年に改正されました。これは労働者から見て、メリットとなる部分とデメリットになる部分とを併せ持っている改正です。
労働基準法第十四条

メリットとなる部分は、3年間は雇用が保障されるということです手(チョキ)
デメリットは3年間は嫌でも雇用が続くということですがく〜(落胆した顔)。これを返せば、今回の改正はむしろ使用者にとってメリットの多いものとなっています

1年毎の契約では、毎年契約を更新しなければなりません。そしてそれを毎年繰り返せば、期間の定めの無い契約とみなされ、簡単に契約を終了できなくなります。それを終了すれば解雇と同じようにみなされ、解雇の正当性・合理性を求められます。
1年毎の期間契約は更新を数回してしまえば事実上終了できない契約なのです。そのことを知らない使用者は一年毎の契約は、業務状態に合わせて短い期間で契約を終了できると錯覚していました。雷

ところが今回の改正では期間3年の雇用契約が可能ですから、1回更新しても6年で雇い止めができます。これが一年契約の場合は6回目の更新となり、簡単に契約を終了できません。契約期間が延びても結局は契約終了しやすくなったのです。

契約期間が1年というのは結構更新が忙しいものです。そして毎年更新してくれるのかどうか?、時期が来るとやきもきするのも事実です。しかし契約期間が1年というのは、1年で自由になれるということも意味しているのです。

びっくりしますよねふらふら
1年から3年に延びたということは、逆に2回の更新で「解雇しやすい」ということになるんですね。
1年の雇用を毎年繰り返せば、期間の定めの無い契約とみなされ、簡単に契約を終了できなくなる。ということを知らない雇用主の方。危険ですねどんっ(衝撃)

posted by dreque at 21:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他