2008年03月06日

セクハラの慰謝料の判例

会社がセクハラの責任を問われた場合、慰謝料はいくらくらいになるんでしょうか。
判例として・・・

会社の上司が、社内外で部下である女性の異性関係を非難する発言。直接私生活を揶揄、最終的には退職させる結果となつた件で、慰謝料として150万円が相当とされた事例(平成4年4月16日福岡地方裁判所判決。)

身体障害者に対するレントゲン室における医療従事者の猥褻行為で、慰謝料としては300万円が相当であるとされた事案(平成7年5月16日東京地方裁判所判決)

入社早々の女性従業員の顧客まわりの自動車に乗り込み、デートに誘ったり太ももをさすったりした会社会長のセクシャル・ハラスメント行為は、一回であったが、80万円と認めるのが相当であるとされた事例[平成8年4月26日大阪地方裁判所判決。)

会社代表取締役が、女性従業員に対して性交を迫ったほか、性的言動を繰り返し、あるいは抱きついたりベッドに押し倒す等の実力行使に及んだ件で、女性従業員が20歳であったこと等の事情で、慰謝料の額は70万円とするのが相当であるとされた事例(平成8年5月16日札幌地方裁判所判決。)

女性従業員が会社会長から数次にわたり肉体関係や交際を求められる等のセクシャル・ハラスメントを受けた事案につき150万円の慰謝料が認められた事例(平成8年12月25日東京地方裁判所判決。)

国立病院の洗濯場の洗濯長が、同病院に賃金職員として採用され洗濯場に勤務する女性に対して性的嫌がらせ及びいじめ行為を行った事案につき、100万円(性的嫌がらせ行為について80万円、いじめ行為について20万円)の慰謝料が認められた事例(平成9年7月29日神戸地方裁判所判決。)


上司が部下の女子従業員に対し、腰を撫でたり、髪を触ったり、またおよそ20分にわたって後ろから抱きついて首筋や唇にキスをしたり服の上から胸や下腹部を触ったりするなどの行為を行い、最終的に退職せざるを得ない状況をつくりだした事例で、上司に対し250万円の慰謝料が認められた(平成9年11月20日東京高等裁判所判決。)。

会社の代表取締役ら4名が、継続的に女性社員を「おばん、ばばあ」等と侮辱的な呼称で呼び、暴力を働くなどして女性社員の人格権を侵害し、その結果女性社員が退職を余儀なくされた事例で、100万円の慰謝料が認められた(平成10年3月11日和歌山地方裁判所判決。)。

このように、十万単位から百万単位まで、いろいろな慰謝料の判例があります。
が・・・
このように、実際に慰謝料が認められるためには
証拠が必要だと思います。
いざ裁判になっても、しらばっくれられないように、何か証拠をつかんでおく事が必要です。
また、日本ではこのくらいの金額ですが、海外だと日本円で何億という慰謝料を請求されますパンチ
でも、会社を辞めざるをえない苦痛を考えると、何億は多くても、退職金と同じくらいの額は請求したいものですね。
posted by dreque at 14:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | セクハラ